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ルポMOOC革命 無料オンライン授業の衝撃
 [教育・学参]

ルポ MOOC革命――無料オンライン授業の衝撃

金成隆一/著
出版社名 : 岩波書店
出版年月 : 2013年12月
ISBNコード : 978-4-00-002230-9
税込価格 : 1,944円
頁数・縦 : 267, 9p 19cm


 MOOC(Assive Open Online Courses:大規模公開オンライン講座)の誕生から発展、現状、将来について、取材を元に解説。

【目次】
第1章 MOOC誕生/大歓迎する利用者の熱狂
第2章 MOOCを提供するシリコンバレー企業
第3章 MOOCを提供する大学
第4章 利用する教育機関
第5章 教育の形を変えた男―サルマン・カーン
第6章 教室をひっくり返せ―自宅で講義、教室で宿題
第7章 どうする日本の大学
第8章 日本のオープンエデュケーション
第9章 グーグルのムーク参戦、2014年へ

【著者】
金成 隆一 (カナリ リュウイチ)
 1976年生まれ。2000年慶応大学法学部政治学科卒業後、朝日新聞入社。神戸支局、静岡支局、大阪社会部、米ハーバード大学日米関係プログラム研究員、国際報道部を経て、2011年秋から2年間、大阪社会部教育担当。

【抜書】
●ユダシティー(第2章)
 ユダシティー(Udacity)、スタンフォード大学人工知能研究所(Stanford Artificial Intelligence Laboratory)の所属研究員セバスチャン・スランが起業。
 講義を厳選し、自前で作っている。コースの総数は30弱、コンピュータサイエンスや人工知能学などを著名な学者や研究者が講義、全世界からのべ100万人以上の受講生。
 収入源は、人材紹介サービス。受講生は自分の履歴書や受講履歴を企業側に公開し、企業は優秀な人材をリクルートする。ユダシティーは、紹介料をもらう。
 企業は、提供講座の制作料を負担し、求める人材が集まりそうな講座を開講。

●コーセラ(第2章)
 コーセラ(Coursera)、スタンフォード大学人工知能研究所教授のダフニー・コラーとアンドリュー・ングが創業。
 提携する107の高等機関(大半が大学)がコースを作る。東京大学も参加。
 収入源:コーセラで開発した教科書や、講座そのものを他大学に販売。州立大学などで、コーセラのムーク講座を授業で利用できる。コーセラのプラットフォームでムークの配信も可能。
 修了証を有料化。Signature Track制度。一つの講座につき29~100ドルを払うと、本人認証をしてくれる。①タイピング・パターン、②ウェブカメラでの本人証明写真、③運転免許証などをウェブカメラで撮影、④個人情報の入力、⑤クレジットカード情報の入力。

●エデックス(第3章)
 エデックス(edx)、MITとハーバード大学が2012年5月に設立。
 学習ビッグデータを使った「学びについての研究」が目的のひとつ。
 優秀な学生の発掘。モンゴルの15歳の少年パトゥーシグが『電子回路』で満点の成績、MITに入学。
 前身は、オープンコースウェア(OCW)。2001年、「すべての大学講座の教材をウェブ上で無料公開する」とMIT学長が発表。
 世界の27大学が提携。日本では京都大学。
 ブレンドモデル……エデックスとサンノゼ州立大学が提携、ムークと対面講義をブレンドして授業を進める。

●完全習得学習(p144)
 どんな学習も一つひとつの積み上げが大切で、きちんと理解してから次に進もう、という考え方。実際の一斉授業では、生徒による理解度の偏りがあるので実現不可能。

(2014/4/13)KG

〈この本の詳細〉


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