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ハーバードで喝采された日本の「強み」
 [社会・政治・時事]

ハーバードで喝采された日本の「強み」
 
山口真由/著
出版社名:扶桑社
出版年月:2017年3月
ISBNコード:978-4-594-07666-5
税込価格:1,404円
頁数・縦:221p・19cm
 
 
 日本の超エリートと目される財務省勤務、弁護士活動を経て、ハーバード大学ロースクール留学した、東大法学部首席女子の挫折と、日本再発見のエッセー。
 
【目次】
第1章 私を白熱させたハーバードの授業
第2章 ハーバードで受けた洗礼
第3章 トランプ大統領を誕生させたアメリカ社会の二極対立
第4章 ハーバードで喝采された日本の「強み」
 
【著者】
山口 真由 (ヤマグチ マユ)
 1983年、札幌市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験、国家公務員1種に合格。全科目「優」の成績で2006年に首席卒業。財務省勤務を経て、弁護士として活動したのち、2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学。2016年に卒業し、帰国。
 
【抜書】
●思想の自由主義(p22)
 アメリカの根底にある考え方。裁判官のような一部のエリートが、保護に値する「価値ある表現」と、保護に値しない「価値なき表現」を分けることを本能的に嫌った。一部のエリートに任せるよりは、大衆を信用しようという考え方。
 オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア……アメリカ史上最も賢い判事の一人と言われている。それまでのイギリス法学の流れを転換し、アメリカ独自の法解釈の基礎を作り上げた人物。いまだに判決で最も引用される判事の一人。古典経済学における「市場」の理論を思想にも適用した。
  とにかくどんな考えでも自由に表明させよう。
  そして対立する思想を自由にぶつけ合わせよう。
  多くの支持を得た意見が生き残るだろう。
 
●ハーバード流交渉術(p33)
 〔ハーバードの交渉術で重視されるのは、「交渉に勝つこと」ではなくて、「価値を作り出すこと」だ。〕
 〔相手がこの交渉によって得たい価値を明確に把握したうえで、自分が得たい価値と並び立つようにする。〕
 〔パイを大きくすることができれば、全員が得する状況を作り出せる。こうやって、パイを広げられるのが、優れた交渉人だと教えらえる。〕
 〔相手が本当に欲しているものは何かを探り、相手の面子を立てつつ、相手と自分の利益を調整するのが「根回し」の技術である。〕
 〔ハーバード流交渉術の極意は、相手に気持ちよく「YES」と答えてもらうこと。そう考えると、テーブルに着く前に、相手との信頼関係を構築し、真意を聞き出し、そして相手が「YES」といえる提案を用意している日本の根回しは、相当に洗練された交渉術だ。〕
 
●曖昧調和(p186)
 〔アメリカの「二極対立」文化とは真逆の、「曖昧調和」文化とでもいうべき風土を日本は持っている。そしてそれは、アメリカの限界を超えうる、大きな可能性を秘めたものだった。〕
 
(2017/6/25)KG
 
〈この本の詳細〉


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