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愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界
 [自然科学]

愛しのオクトパス――海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界

サイ・モンゴメリー/著 小林由香利/訳
出版社名:亜紀書房
出版年月:2017年3月
ISBNコード:978-4-7505-1503-8
税込価格:2,376円
頁数・縦:344, 5p・20cm


 タコには三つの心臓があり、人間の脳にあるのと同様なニューロンが8本の足に存在するという。雄と雌の見分け方は、目から右に数えて3本目の足を見る。尖端に吸盤がないのが雄。この足は、交接器となっている……。
 タコは、5億年前に分岐して人類とは異なる進化の道筋を歩んできたが、ひょっとすると水中生物のなかでもっとも賢い存在なのかもしれない。好奇心旺盛で、「知性派」のタコとの、そしてタコを愛する人々との交流を描いたエッセーである。
 欧米人は、タコを怪物・妖怪のたぐいと思っているらしいが、日本人は違う。タコを目にすると、まずは「美味しそう」と思ってしまう。そんな我々を、タコは怪物・妖怪と思っているかもしれない。

【目次】
第1章 アテナ―軟体動物の心と出合う
第2章 オクタヴィア―ありえないはずなのに 痛みを味わい、夢を見る
第3章 カーリー―魚が結ぶ縁
第4章 卵―始まり、終わり、変貌
第5章 変貌―海のなかで息をする
第6章 出口―自由、欲望、脱出
第7章 カルマ―選択、運命、そして愛
第8章 意識―考え、感じ、知る

【著者】
モンゴメリー,サイ (Montgomery, Sy)
 ナチュラリスト、作家。大人向け、子供向けのノンフィクション20冊を執筆、高い評価を受けている。大人向けの『幸福の豚―クリストファー・ホグウッドの贈り物』(バジリコ)は全米ベストセラーに。オウムの保護活動を取り上げたKakapo Rescueで良質の子供向けノンフィクションに贈られる「ロバート・F・サイバート知識の本賞」を受賞。アメリカの動物愛護団体「全米人道協会(HSUS)」およびニューイングランド書店協会の特別功労賞、3つの名誉学位など、数々の栄誉に浴している。

小林 由香利 (コバヤシ ユカリ)
 翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。

(2017/4/20)KG

〈この本の詳細〉


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